コーニングインコーポレイティッド(コーニング)は,同社のガラス基板「Corning Lotus™ NXT Glass」がサムスンディスプレイの低温ポリシリコン(LTPS)有機ELパネルに採用されたと発表した(ニュースリリース)。
サムスンディスプレイは,より高解像度・省電力型ディスプレイが可能になるという理由から,バックプレーン基板として同製品を採用した。同社は,高解像度スマートフォン・タブレットメーカー向けにLTPS有機ELパネルを生産している。
この製品を用いたLTPS有機ELパネルは,サムスン「Galaxy Note 5」に搭載されている。Galaxy Note 5は5.7インチクアッドHDスーパーAMOLEDディスプレイを搭載しており,高度なマルチメディア・マルチタスク機能を備えている。
このガラスは,並外れた高解像度かつ鮮やかで明るいディスプレイを実現するのに不可欠な要素である,トータルピッチ精度が非常に優れている。
また,「Galaxy Note5」は,コーニングのカバーガラス「Corning® Gorilla® Glass 4」も採用している。