東京工業大学の末松安晴栄誉教授・元学長が,平成27年度文化勲章を受章することが決定した(ニュースリリース)。文化勲章は,科学技術や芸術など,文化の発達に卓絶した功績のある者に授与される勲章。
末松安晴栄誉教授は,光通信工学の分野において,光ファイバーの伝送損失が最小となる波長の光を発し,かつ,高速に変調しても波長が安定した動的単一モードレーザーを実現した。
現在のインターネット社会を支える大容量長距離光ファイバー通信技術の確立に大きく寄与するなどの優れた業績を挙げ,この領域の発展に多大な貢献をした。