ソニーは,4K液晶テレビの新商品として,液晶テレビで世界最薄となる厚さ約4.9mm(パネル部分/最薄部)のスリムデザインを実現した「X9000Cシリーズ」(65V型/55V型)を10月24日に発売する(ニュースリリース)。オープン価格。
新製品は導光板に,通常使用されているアクリル板よりも強度が大幅に高い新開発のガラス板を採用。さらに,同社独自の製造技術と特許構造により,ベゼルや内部シャーシなどの機能を融合させることで,これまでにないスリムデザインと,フラッシュサーフェスデザイン,狭額縁を実現した。
また,独自の排熱構造により本体ユニットを壁に密着させることができ,同梱の壁掛けユニットを用いて壁から本体前面までの距離を約40mmに抑えた壁掛け設置が可能。
画質面では,独自開発の4K高画質プロセッサーX1™(エックスワン)を搭載。映像のビットレート,解像度,ノイズ量,色,明るさを詳細に分析し,各ブロックに伝達。分析結果を踏まえて高精細,広色域、高コントラストを担う各ブロックが最適な画像処理を行なうことで,多様なレベルの4K放送,4K配信サービスに左右されずに高画質を実現する。