2015年第2四半期出荷のシリコンウェーハ面積,過去最高に


半導体の国際工業会SEMIは,SEMI Silicon Manufacturers Group(SMG)によるシリコンウェーハ業界の分析結果をもとに,2015年第2四半期(歴年)の世界シリコンウェーハ出荷面積が2015年第1四半期から増加したと発表した(ニュースリリース)。

2015年第2四半期に出荷されたシリコンウェーハ面積は27億200万平方インチで,2015年第1四半期の26億3,700万平方インチから2.5%増加し,四半期の出荷面積では過去最高となった。また,前年同期比では4.4%増だった。2015年上半期の出荷面積は,2014年上半期と比べて7.8%増加した。

2四半期連続して,SMGの分析によるシリコンウェーハ出荷面積は大きく成長した。第1四半期に記録された過去最高水準からさらに成長し,第2四半期は過去最高水準の更新を打ち出したことになる。

■ 半導体用シリコンウェーハ出荷面積四半期毎動向 (百万平方インチ)
 2014年第2四半期  2015年第1四半期  2015年第2四半期  2014年上半期 2015年上半期
2,587  2,637  2,702  4,951 5,339