パナソニックは,世界初となる4/3型大判センサを搭載した業務用メモリーカード・カメラレコーダ「AG-DVX200」を2015年10月より発売する。(プレスリリース)メーカ希望小売価格は560,000 円(税別)。
このカメラは,4/3型大判センサを搭載したレンズ一体型4K/60pカメラレコーダ。4/3型の大判センサにより被写界深度の浅い美しいボケ味のある映像が得られる。
この映像を新LSIに搭載した4Kエンジンが高速処理,4K(4096×2160)/24p,4K(UHD:3840×2160)/60p,FHD(1920×1080)/60pの高画質収録を可能にしている。また,最大120fps(FHD時)のVFR(バリアブルフレームレート) 収録に対応している。
レンズは新開発LEICA DICOMAR 4K 13 倍ズーム。開放F2.8の明るさと,広角28mm (FHD時,35mm換算値)からの画角が業務用途をカバーする。5軸ハイブリッド手ブレ補正,インテリジェントAFなど高速・高精度フルオート機能といったマニュアル機能とあいまって,レンズ一体型ならではの機動力を発揮する。
記録は4K/FHDマルチコーデック(MP4/MOV,AVCHD)をSDメモリーカードに収録。ダブルカードスロットを備え,メイン&サブの2つのフォーマットで同時記録が可能なデュアルコーデック記録のほか,サイマル記録/バックグラウンド記録/リレー記録の機能により,収録の信頼性を高める。