コーンズテクノロジーは,今年6月より米TomoWave Laboratories製レーザ光音響3Dシステム「LOIS-3D」の販売を始めた。
このシステムは,マウス,ラット,チャイニーズハムスターなどの小動物生体深部(50mm以内)での血中酸素飽和度分布などの生理的機能評価や,新薬開発利用での各種臓器等の投薬効果機能解析,標識プローブによるターゲット分子の局在イメージング等,従来の光音響技法を用いた生体深部のin vivoイメージングと比べてはるかに高い空間分解能を得るべく球面対称性に優れた3Dイメージング装置。
また,高いS/N比の画像を取得することを目的として開発されたノイズ(特にレーザ照射による熱に由来するノイズ)を極力低減させる独自技術を取り入れることにより,生体深部の3D画像計測(計測領域24cm3 内)において,立体分解能(300μm以内),平面分解能 最大130μmと高い分解能を示す画像を取得することが出来るシステムを実現した。