ファナックと古河電気工業は,産業用ファイバレーザの基幹部品である高出力レーザ・ダイオード・モジュール(LDM)の開発,製販を行なう新会社を設立すると発表した(ニュースリリース)。営業開始は2016年4月を予定。
板金加工分野で主に用いられるファイバレーザの出力は1~6kW程度だが,基幹部品であるLDMの個数が多く,この部品のコストダウンが課題となっていた。
今回両社による新会社設立は,産業用高出力LDMのさらなる品質向上と量産効果によるコストダウンを図るのが目的。新合弁会社は2015年度上期中を目標に設立し,資本金等の詳細は今後両社で協議の上,決定していく予定としている。
【新会社概要】
社名:FFレーザ株式会社
資本金:未定
出資比率:ファナック50% / 古河電工50%
所在地:本社;山梨県忍野村(ファナック本社工場敷地内)
注)写真はイメージ