浜松ホトニクスは,2月11日(水)米国サンフランシスコで開催されたSPIE Photonics Westにて発表された2015 Prism Awardsの受賞において,同社のマイクロ分光器「C12666MA」がDetectors and Sensors部門で最も革新的な製品として選出されたと発表した(ニュースリリース)。
この製品は,色管理や色測定用途に適した波長340nmから780nmの分光測定が可能な,世界最小(同社調査)の分散型分光器。同社がが長年培ったMEMS技術と独自のイメージセンサ技術を融合させ,貫通スリットを一体化したCMOSセンサとナノインプリントで成形した反射型凹面グレーティングを配置することにより,小型で低価格な分光器を実現した。
また,この製品に対してさらに感度特性を向上させたマイクロ分光器「C12880MA」のサンプル出荷を2015年4月から開始するとしている。