SEMIは12月2日,SEMICON Japan 2014の記者会見において,2014年末の半導体製造装置市場予測を発表した(ニュースリリース)。
それによると,2014年の半導体製造装置(新品)販売額は,前年比19.3%増の380億ドルに達し,2015年も15.2%増と堅調な成長が持続した後,2016年に成長は鈍化すると予測している。
今回の予測によると,金額で最も大きな割合となるウェーハプロセス処理装置の販売額は,2014年に17.8%成長し,299億ドルとなる。組立およびパッケージング装置の2014年の販売額は,30.6%成長して30億ドルと予測している。
テスト装置の2014年の販売額は26.5%成長して34億ドル。また,ファブ設備,マスク/レチクル製造装置,ウェーハ製造装置を含む「その他装置」の販売額も,2014年に14.8%成長すると予測している。
2014年も,台湾,北米,韓国が,昨年に引き続き,地域別装置市場の上位3地域となる。2015年の前年比成長率という点では,欧州が47.9%成長して39億ドルになり,台湾が28.1%成長して123億ドル,韓国が25.0%成長して80億ドルに達すると予想している。