キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は,3D医用画像解析システムなどの製販を手掛けるAZE社の全株式を取得した(ニュースリリース)。これにより,3D医療画像解析技術を生かした医療画像ソリューション事業を展開する。
具体的には,3D医療画像解析システムや読影専用ボリュームビューアなどをAZE社の販売網に加えて医療事業中核企業のキヤノンライフケアソリューションズの広範な営業基盤で販売展開し,ビジネスを拡大させていく。
また,AZE社の圧倒的な差別化技術と開発力を獲得。さらに全国の国公立病院49施設を始めとする1,000施設以上のAZE社の有力顧客基盤に対し,キヤノンMJグループが保有するデジタルラジオグラフィCXDIなどの医療イメージング機器を販売展開することが可能になる。
キヤノンMJグループは2017年に医療事業全体で売上高400億円を達成することを目標に医療事業を強化・拡大させ,医療イメージング分野のリーディングカンパニーを目指す。