アストロン，レーザ溶接機ヘッドなどを販売開始

2014年03月12日 カテゴリ：ニュース ,光関連技術 ,製品・開発品

アストロンは，シンガポールWavelength Opto-Electronic社製の同軸レーザ溶接機ヘッド「FPW-100-Monitor」，ファイバレーザ溶接機ヘッド「FPW-100」，水冷ファイバコリメータ「COLシリーズ」の販売を開始した。

■同軸レーザ溶接機ヘッド「FPW-100-Monitor」
同軸レーザ溶接機ヘッドは，CCDおよびCCTVレンズを装備し，溶接の効果をリアルタイムでモニターしたり監視することができる。

【仕様】
・最大パワー：1000W
・ファイバーコネクター：D80，LLK-B，SMA905
・波長：1064nm
・冷却方法：水冷
・最大入射ビームNA：0.22
・焦点レンズのサイズ：直径40mm×ET3mm

同軸レーザ溶接機ヘッド

■ファイバレーザ溶接機ヘッド「FPW-100」
溶接作業を行なうファイバレーザからの平行ビームを集光するためにレーザ溶接機の中で使用することができる。

【特徴】
・各種コネクター対応タイプ：D80、LLK-B、SMA905
・焦点距離100mmまたはユーザ指定
・コリメーターおよび焦点レンズ用水冷

【仕様】
・最大パワー：1000W
・ファイバーコネクター：D80、LLK-B、SMA905
・波長：1064nm
・冷却方法：水冷
・最大入射ビームNA：0.22
・焦点レンズのサイズ：直径40mm、ET3mm

ファイバ溶接機ヘッド

■水冷ファイバコリメータ「COLシリーズ」
ファイバーレーザ切断機や溶接機のコリメーション・レンズとして非常に優れた性能を発揮する。大きな特徴の１つは，1000W以上の高出力レーザを許容できること。

【特徴】
・特別に設計された水冷式コリメータは，不均一な熱エネルギー分布によって引き起こる熱破壊からレンズを守ることができるので，レンズの寿命を延ばす。水の入口と出口チューブの装備により，送水管に簡単に接続可能。
・最大3000Wに耐えられるので，高出力レーザ加工機に適している。
・2タイプのマウントで、簡単に設置可能。
・各種焦点距離。
・容易なオペレーションを実現するためにファイバレーザ用に特別設計。

【仕様】
・焦点距離：50.0～250.0mmまで各種
・レンズ径：25.0／40.0／50.0mm各種
・波長：1060～1080nm

コリメータ