シャープ,業界最小サイズの近接センサを発売

シャープは,照度センサとジェスチャーセンサを搭載し,業界最小サイズを実現した近接センサ「GP2AP054A00F」を開発,3月11日よりサンプル出荷を開始する。価格は150円。

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スマートフォンやタブレット端末では,周囲の明るさに合わせて画面輝度を調整する機能や,直接画面に触れずに操作するジェスチャー入力の採用が進んでいる。このデバイスは,周囲の明るさを検知する照度センサと画面に触れずに手の動きなどを検知するジェスチャーセンサを搭載した。照度センサとジェスチャーセンサの受光素子を組み込み1チップ化することで,業界最小サイズ(4.0×2.1×1.25(高さ)mm)を実現した。

また,検知データを保持するメモリを新たに内蔵することで,効率的なデータ通信が可能となり,搭載機器のCPU負荷を低減する。

主な仕様(Ta=25℃)

項目 仕様値
外形寸法 4.0×2.1×1.25(高さ)mm
電源電圧 2.2V ~ 5.5V
近接センサ 検知距離 Typ. 100mm
ジェスチャー センサ 検知距離 Typ. 100mm
照度センサ 照度 ±20%
発光波長(赤外発光ダイオード) Typ. 940nm
動作温度 -35 ~ +85 ℃

 

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