東レエンジニアリング(TEK)とフジプレアムは,環境エネルギー分野における太陽電池関連事業の拡大のため,再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)に基づく発電事業会社を共同で設立した。
両社は発電事業会社に出資することで,設備の運用・保守までも含めたノウハウを取得する場として活用し,従来の施工事業から設計・調達・建設,運用・保守事業へと事業範囲の拡大を図りながら,今後,顧客へのフルターンキーでの業務提供を目指す。
設立する新会社は北九州TEK&FP合同会社。同社は,ひびき灘開発が北九州市若松区内に所有する7haの土地を賃借。太陽光発電設備の投資を実行し,太陽光で発電した電気を九州電力に売電する。売電期間は20年間の予定。TEKは,設備の設計・工事・保守を新会社より受注する。
建設する太陽光発電施設の出力は5,783kw(内訳 地上設置型:5,738kW、太陽追尾型:45kW)。フジプレアム製太陽電池を使用。発電能力は約6,400MWh/年を見込む。
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