ソニーは現行機に比べ,体積で約1/4,質量で約1/3に小型・軽量化した,4K/30p映像を撮影できるデジタル4Kビデオカメラレコーダー ハンディカム「FDR-AX100」を3月14日に発売する。オープン価格。
従来のハンディカムで採用しているCMOSイメージセンサと比べて約4.9倍の受光面積を備えた,大型で高感度な1.0型,有効約1420万画素の裏面照射型CMOSイメージセンサを搭載し,暗所でも低ノイズで高画質な撮影が可能。
また,新世代の画像処理エンジンの採用により高画質を得られると共に,高速処理能力によって,「全画素超解像ズーム」(最大24倍)や,「4K静止画出力」,そして高画質フルHD対応のAVCHD動画と,スマートフォンなどへの共有・転送に便利なMP4動画の「同時ビデオ記録」といった新規機能も搭載した。
加えて,高精細な描写を実現するために新開発した最大広角29mmZEISSバリオ・ゾナーT*(ティースター)レンズにより,最大12倍の光学ズームなどが可。さらに7枚羽根の虹彩絞りにより,レンズ交換式カメラのような美しいぼけのある映像表現が楽しめる。
フォーマットには,プロフェッショナル用に開発されたXAVC®フォーマットを民生用に拡張したXAVC Sの採用により,4K映像の長時間撮影や,動きの多い場面でも解像度の高い撮影を実現するHD映像のハイビットレート撮影(50Mbps)に対応した。
4Kで撮影した映像は4Kテレビでの鑑賞に加え,フルHDテレビにおいてもダウンコンバートすることで,通常のフルHD映像より情報量が多く,より高画質な映像を楽しめる「4Kサンプリング フルハイビジョン再生」を実現。また,4K映像からフルHD映像を任意の位置で切り出して,フルHDテレビで鑑賞するトリミング再生にも新たに対応した。さらに,ブルーレイディスクと親和性の高いAVCHDでの撮影にも対応するなど,フルHDテレビでも楽しめる。
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