滋賀県,京セラ株式,京セラTCLソーラーは,滋賀県草津市矢橋帰帆島に,滋賀県最大となる約8.3MWの太陽光発電設備を設置することに向けた基本協定を締結する。
滋賀県は,公有水面埋立により創出した矢橋帰帆島内の未利用地の有効活用を目的に,今年10月,太陽光発電施設の設置および運営管理を行なう事業者の公募を行なった。これに京セラと京セラTCLソーラーが共同で応募し,事業者として採択された。今後は,平成26年3月に本協定を締結,同年8月に工事着手,平成27年9月に発電事業を開始する予定。
なお,発電事業は売電開始から20年間。この発電所は,約99,970m2の土地に京セラ製太陽電池モジュール約34,000枚を設置する計画で,年間発電量は約850万kWhとなる見込み。
事業スキームについては,京セラが事業全体の企画 · 立案を担当し,京セラと東京センチュリーリース(TCL)が共同出資して設立した太陽光発電事業を実施するための合同会社である京セラTCLソーラーが事業運営を行なう。また,発電設備に対するリース · ファイナンスの提供をTCLが行なうと共に,発電所の設計施工を京セラコミュニケーションシステム,太陽光発電システム機器の供給および維持管理を京セラソーラーコーポレーションが担当する。
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