GEヘルスケア・ジャパン,穿刺用新型プローブを発売

GEヘルスケア・ジャパンは,肝がんのRFA治療(ラジオ波焼灼療法)などで使用する穿刺用新型プローブ「C2-6b-Dプローブ」を,11月11日より発売する。

1

肝がんの治療法には,肝切除(肝移植),穿刺療法(RFA,経皮的エタノール注入療法),肝動脈塞栓術がある。超音波ナビゲーションを使用した早期肝がんの標準的な治療であるRFA治療は,広く超音波ガイド下で行なわれているが,その際超音波ビーム送受信のセンサであるプローブが,超音波診断装置の心臓部となり,画質や操作性能を大きく左右する。日本では,ターゲットへのアプローチ性を重視するため形状が小さいマイクロコンベックスタイプが主流となっているが,画質および穿刺時のブラインドの発生が課題とされてきた。

「C2-6b-Dプローブ」では,広帯域でかつコンベックスタイプを採用することで高画質を実現,また,患者との接地面の一部に針を通すためのスリットを入れることで,ターゲットとなる部位への高いアプローチ性を持たせるとともに穿刺時のブラインドを少なくすることに寄与する。画像の質を高めブラインドを少なくすることで,穿刺ルートへの脈管や消化管の入り込みなどを画像で確認でき,施術時のリスクを低減する。

詳しくはこちら。