富士フイルムは,独自の画像処理技術で,鮮明・高解像度な画質を実現したハイエンド超音波画像診断装置「X-Porte(エクス-ポルテ)」を,富士フイルムソノサイト・ジャパンより,11月1日に発売する。価格は1,950万円。
「X-Porte」は,新規開発した画像処理XDI イメージングテクノロジーを搭載することにより,ノイズを軽減し,高解像度な画質を実現。診断部位が,より鮮明に観察できるようになった。また,操作部に全面タッチパネルを採用し,キーボードやボタン操作を一切不要にした。ナビゲーションに従って画面を指先で操作するだけで患者情報の入力,撮影モードの選択などの操作を簡単に行なうことができる。メニュー画面のレイアウトを使いやすいようにカスタマイズすることもでき,診断の効率化が期待できる。
ベッドサイドへ簡単に移動できるスリムなデザインに加え,表示用スクリーンを折り畳み式にし,また操作部の高さを調整できるようにしたことで可動性が増し,狭い場所でもスムーズに移動することが可能。さらに,スキャン方法から3D 解剖まで,「X-Porte」の操作・読影方法を実際のエコー画像や動画を用いて解説するコンテンツを種類豊富に搭載。医療現場の医師の使いやすさにこだわったPOC市場向けのオール・イン・ワンKIOSKデザインとなっている。
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