旭硝子の自動車用UVカットガラス,米国皮膚がん財団の認証を取得

旭硝子は,紫外線(UV)を約99%カットする自動車用強化ガラス「UVベールPremium ®シリーズ」と自動車用合わせガラス「ラミセーフ®」の2製品について,皮膚がんに関する代表的な国際組織である米国の皮膚がん財団(Skin Cancer Foundation)の認証を取得した。

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米国の皮膚がん財団は,皮膚がんに関する教育,予防,早期発見および治療に積極的に取り組んできた組織。同財団によれば,米国における皮膚がんの患者数は毎年200万人以上であり,症例は350万件を上回っている。

今般認証を取得した,高性能コーティング膜により世界で初めて紫外線カット率約99%を実現した自動車用強化ガラス「UVベールPremium ®シリーズ」は,2010年12月に日本で発売し,運転席および助手席の日焼け対策としてサイドガラスを中心に採用が進んでいる。

また,紫外線をカットする樹脂膜を2枚のガラスで挟み込んだ自動車用合わせガラス「ラミセーフ®」は,割れた際に破片が飛び散りにくく,衝撃物が貫通しにくい特徴がある。この製品は自動車のフロントガラスやドアガラスに世界で広く採用されている。

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