名大、世界最高の超高分解能を有する小動物用PET装置の開発に成功

名古屋大学大学院医学系研究科教授の畑澤順氏、東北大学サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター准教授の渡部浩司氏らは、0.7mmの超高分解能を有する小動物用陽電子放射型断層画像撮像装置(PET)の開発に成功した。

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0.7mmのPET装置の空間分解能は、現状では世界最高となる。0.5mmの微小なシンチレータを新型光センサー:シリコンフォトマルに独自のライトガイドを介して光学結合した検出器を開発し、それを用いることにより超高分解能を可能にしたもの。

この装置を用いて小動物を撮像したところ、これまで観察が困難であった小さな部位の活動を高い精度で観察することができた。また今後、この機構を使った小動物用PET装置の商品化も期待される。

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