慶大、糖尿病性腎症の新しい発症メカニズムの解明に成功

慶應義塾大学医学部内科学教室(腎臓内分泌代謝)助教の長谷川一宏氏らは、米国・マサチューセッツ工科大学との共同研究により、糖尿病性腎症(糖尿病による腎障害)の新しい発症メカニズムの解明に成功した。

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透析、心血管病の重要な原因である慢性腎臓病(Chronic Kidney Disease, CKD)は国民病の一つであり、糖尿病はその原因疾患の第一位である。糖尿病性腎症の撲滅は現代医療の最重要課題の一つと言われている。

この研究では、糖尿病性腎症に着目し、その原因として「尿細管-糸球体連関」という従来にない、全く新しい考え方を提唱し、そして早期の診断による発症阻止の可能性を新たに見出した。

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