JFEエンジニアリングは,岡山県倉敷市に大規模太陽光発電所(メガソーラー)「鶴の浦ソーラーパワー」を完成し,10月2日に竣工式を執り行なった。
鶴の浦ソーラーパワーは,同社の100%出資により設立された特定目的会社のJFEソーラーパワー倉敷が,JFEスチールが同地区に保有する旧社宅跡地に設置したもの。発電所の設備容量は7MWであり,年間発電量は650万kWhを想定している。
このメガソーラーは,JFEスチールの西日本製鉄所内で数多くの電気工事を手掛けているJFE電制が請負い,JFEグループの技術を結集して建設された。架台には,JFEスチールグループでメガソーラー向けに新たに開発した超軽量鋼製架台システム「JFEソーラーアレイ™」を採用。この架台は,風洞実験など各種検討によって軽量化をすすめたほか,素材にJFE鋼板の高耐食性溶融めっき鋼板「エコガル®」を使用して長期耐久性を確保するとともに,基礎には鉄鋼スラグ水和物固化体「フェロフォーム®」を使用してプレファブ化し,施工合理化,環境負荷低減も実現したもの。
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