JSTは,戦略的創造研究推進事業 先端的低炭素化技術開発(ALCA)技術領域の平成25年度提案募集における新規採択研究開発代表者および研究開発課題を決定した。
ALCAは平成22年度より開始し,温室効果ガスの削減を中長期にわたって継続的かつ着実に進めていくために,ブレークスルーの実現や既存の概念を 大転換するような『ゲームチェンジング・テクノロジー』の創出を目指し,新たな科学的・技術的知見に基づいて温室効果ガス削減に大きな可能性を持つ技術を創出するための研究開発(研究開発期間:当初5年(最長10年),研究開発費:1,000万円~3,000万円/年)を実施する。
平成25年度の7技術領域の提案募集では,産官学各界の研究者から208件の応募があった。募集締め切り後,先端的低炭素化技術開発事業 推進委員会(委員長:橋本 和仁 事業統括)において書類選考と面接選考(事前評価)を実施し,15件を採択した。
技術領域のうち,「太陽電池および太陽エネルギー利用システム」では,「高効率太陽光発電用レクテナの開発」(電気通信大学 大学院情報理工学研究科教授 野崎眞次氏),「有機無機ハイブリッド高効率太陽電池の開発」(桐蔭横浜大学 大学院工学研究科教授 宮坂力氏),「太陽光励起レーザー・単色型太陽電池結合発電」(名古屋大学 グリーンモビリティ連携研究センター教授 元廣友美氏)の3つが採択された。
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