ニコン,精密部品や電子部品の寸法・形状を高精度に測定するCNC画像測定システムを発売

ニコンは,積層パッケージや高密度実装部品など,精密部品や電子部品の寸法・形状を高精度に測定するCNC画像測定システム「NEXIV VMZ-R3020」「NEXIV VMZ-R6555」を10月25日より発売する。価格は「3020」が10,185,000円~,「6555」が15,750,000円~。

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CNC画像測定システムは,光学測定技術とコンピュータによる画像処理技術を用いて,各種精密機器・電子部品等の寸法を自動測定する装置。CCDカメラで取り込んだ画像から被検物のエッジを正確に検出し,データ処理をすることにより,複雑な形状の測定を行なう。

今回発売するCNC画像測定システム「NEXIV VMZ-R3020」「NEXIV VMZ-R6555」は2013年2月に発売した「NEXIV VMZ-R4540」の基本性能を踏襲した。新たに2機種追加した「NEXIV VMZ-Rシリーズ」は,長年にわたりNEXIVシリーズで蓄積した測定技術を精度・速度ともに向上させることを基本コンセプトとし,操作性改良や機能拡充によって,多様な測定を可能にする幅広い選択肢を用意している。

「NEXIV VMZ-R3020」は小型化のニーズに応え,性能はそのままにストローク,寸法,重量をコンパクトにした。「NEXIV VMZ-R6555」は大ストロークのため,大型プリント基板の高速測定や小物部品を多数並べての自動測定により,検査コストの大幅な削減に貢献する。

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