ソニーは,バッテリーを新たに搭載し,スマートフォンやタブレットなどのモバイル機器と接続して,場所を問わず,インターネット動画などのコンテンツも映画館クラスの迫力ある仮想ワイドスクリーン(750型相当)で楽しめる,ヘッドマウントディスプレイ 2機種「HMZ-T3W」「HMZ-T3」を11月中旬に発売する。オープン価格。
上位機種の「HMZ-T3W」では,WirelessHD™搭載により,バッテリーユニットとプロセッサーユニットとのワイヤレス接続を実現し,従来のヘッドマウントユニットとプロセッサーユニット間のケーブルが不要になった。
有機ELパネルの性能をより引き出すために新開発したLSI内のエンハンスエンジンにより,高い解像感を実現した。従来と比較し,画素単位で映像情報をより細やかに解析し,映像の特性に合わせた高精度なエンハンス処理を行なっている。これにより,それぞれの映像の特性に合わせて,より見たままに近い自然で精細感ある映像を実現する。特に,旧作映画などはくっきりと,新作映画などはなめらかで鮮明な映像に仕上がる。
また,45度の広視野角を実現する光学ユニットを刷新し,非球面型レンズの形状等の設計を最適化した。これにより,画面全体の解像力を向上させるとともに,ヘッドマウントユニットの装着位置がずれた際の映像のボケ具合を改善した。
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