個人向け3Dプリンタ市場,2018年までに14億6,000万ドルに

グローバル インフォメーションは,市場調査会社SmarTech Markets Publishing LLCが発行した報告書「Personal 3D Printers: Market Forecast and Market Share Analysis: 2013-2022 (世界の個人向け3Dプリンター市場:市場予測と市場シェア分析)」の販売を開始した。

それによると,個人向け3Dプリンタの市場は今年1億1,500万ドルに達し,2018年までには5億9,000万ドルに成長する見込み。個人向け3Dプリントによる総収益(プリンタ,スキャナ,ソフトウェア,サービスによるもの)は,2018年までに14億6,000万米ドルに達すると予想している。

現在,個人向け3Dプリンタを扱っている企業は40社以上あるが,SmarTechによると,収益の4分の3はそのうちの3社:MakerBot(近日中にStratasysに吸収される予定),3D Systems, Beijing Tiertimeによって生み出されている。また,3Dプリンタ分野における収益の90%以上は,Aleph Objects,Fabbster,Formlabs,German RepRap,Printrbot,Solidoodle,Ultimakingの合計10社によるもの。

SmarTechによると,個人向け3Dプリントは,AmazonやMicrosoft,Staples,Sainsbury’s、UPSといった大手ブランドによるサポートの結果,信頼性を伸ばしている。一方で,企業の開発力を高めるために3Dプリンタを購入してエンジニアを支援する企業が増加すると予想している。

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