筑波大と東大、肝臓内グリコーゲン量の検知システムを発見

筑波大学医学医療准教授の矢作直也氏、東京大学大学院医学系研究科糖尿病代謝内科助教の泉田欣彦氏らの研究グループは、肝臓内にグリコーゲン量減少を感知するしくみが存在し、その働きによって、絶食時のエネルギー源を肝臓のグリコーゲンから脂肪組織のトリグリセリド(中性脂肪)に切り替えていることを発見した。

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今回の研究により、肝臓内グリコーゲン量と脂肪燃焼との関係が初めて解明され、「脂肪をより効率的に燃焼させるためには、肝臓内グリコーゲン量を減らすことが有効である」ことが明らかとなった。

今後はさらに、肝臓内のグリコーゲン量を検知するしくみについて解明を進め、食事療法によらない、肥満対策の新たな治療法につながる可能性がある。

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