市場調査・コンサルティング会社の株式会社シード・プランニングは,タブレット端末のビジネス事例と業務活用を支援する事例を分析した「2013 タブレット端末の市場動向とビジネス活用事例」を発刊した。
それによると,Apple が2010年5月に国内でタブレット端末(iPad)の発売を開始し,その後各社のタブレット端末の製品が発売されて以降,製品はコンシューマ以外にもビジネス用途に多くつかわれはじめ、タブレット端末の業務活用事例も、2011年8月末時点で115事例だったものが、今回調査の2012年11月末時点では200事例を数えるようになった。導入分野も飲食・流通,教育分野,公共・文化,医療・医薬,金融・保険,ホテル・商業施設,住宅・不動産など幅広い分野で利用されており,タブレット端末を有効に利用するソリューションビジネスも拡大している。
また,2018年のタブレット販売台数予測*は,世界市場4.7億台,日本市場は1,500万台になるとしている。*液晶サイズが7インチ以上のタブレット端末と同ハイブリッド端末(ノートPCとタブレット端末兼用タイプ)を加えた数字
• 世界市場 → 2012 年の世界市場(見込み)はタブレット端末11,000 万台,ハイブリッド端末500万台の計11,500万台と推定。 → 市場は今後も急拡大し,2018 年にはタブレット端末3億8,000 万台,ハイブリッド端末9,000万台,計4億7,000万台の市場となる。
• 日本市場 → 2012 年の日本市場(見込み)はタブレット端末520万台,ハイブリッド端末50万台の計570万台と推定。 → 市場は今後も急拡大し,2018 年にはタブレット端末1,200万台,ハイブリッド端末300万台,計1,500万台の市場となる。
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