岡山大、微生物が作る酸化鉄から独創的エコ機能材料・シリカ チューブを世界で初めて開発

岡山大学大学院自然科学研究科(無機材料学研究室)特任教授の高田潤氏の研究グループは、地下水が湧き出る水辺で微生物が作る、従来不要物とされていた酸化鉄を原料として、ナノ粒子から構成される人工的に作製困難なシリカ・マイクロチューブ材料を開発し、これが有機合成反応で優れた触媒活性を示すことや様々なガスの吸着機能が高いことを世界で初めて見出した。

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微生物が作る酸化鉄には様々な種類や形状のものがあり、今後これらの酸化鉄由来のシリカ材料の機能開拓を進めれば、未利用の酸化鉄から全く新しい未来機能材料が創りだせるものと期待される。

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