三菱電機は,建物の外壁など屋外にも設置できる定格出力5.5kWタイプの国内住宅用太陽光発電システム向けパワーコンディショナを7月30日に発売する。
屋外設置可能タイプのパワーコンディショナに,従来の1.8kW タイプ,4.0kWタイプに加え,5.5kW の高出力タイプをラインアップし,発電の大容量化ニーズに対応する。特に,再生可能エネルギー固定価格買取制度において全量買取の対象となる10kW 以上のシステムを組む場合,従来,4.0kW タイプを3 台使用しなければならないところを,5.5kW タイプであれば2 台でシステム構築が可能となり,導入費用の低減に貢献する。
電力変換効率96.0%を実現。同社独自技術である「階調制御インバーター方式」を採用,電圧の異なる3つのインバーターを組み合せて,交流電力に近い擬似正弦波を直接作り出すことで,電力損失を少なくした。
また,パワーコンディショナ本体に接続箱機能を内蔵しているため,太陽電池モジュールから送られる直流電力をそのままパワーコンディショナに接続できる。これにより,接続箱が不要になり,配線工事の手間も省ける。
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