ソニー,ローパスフィルタレス フルサイズイメージセンサ採用デジタルカメラを発売

ソニーは,フルサイズのCMOSイメージセンサを搭載したコンパクトデジタルスチルカメラ“サイバーショット”の最上位クラスに,高画質性能を実現したRX1(既発売)に加え,解像感を向上した「RX1R」を追加で発売する。市場推定価格は250,000円前後。

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通常,デジタルカメラにおいて,精細かつ複雑な被写体の撮影時に生じやすいモアレ・偽色を低減するため搭載されているローパスフィルタを取り除くことで,レンズの描写性能をそのままにフルサイズのイメージセンサ(有効画素数2430万画素)に直接結像する。これは光学的に配慮されたフィルタと,解像感を最大限重視した画像処理との組み合わせにより実現したもの。

独自開発のCMOSセンサは,ISO50~102400(拡張時)の幅広いISO感度領域を有する。さらに高感度撮影時のノイズを低減する「マルチショットNR」機能により,1回のシャッターレリーズで高速連写した6枚の画像を重ね合わせてノイズを低減する。

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