コニカミノルタとGEヘルスケアは，コニカミノルタのカセッテ型デジタルX線撮影装置「AeroDR（エアロディーアール）」について，日本を除くグローバル市場での販売契約を締結した。両社は，過去10年近くにわたり，米国市場におけるCR（Computed Radiography）販売において協力関係を構築してきたが，今般の合意は、「AeroDR」を世界各国におけるGEヘルスケアの販売チャネルへ展開し，いっそう戦略的提携関係を強化していくもの。
ワイヤレスタイプのカセッテ型DR （Digital Radiography）で世界最軽量を実現した「AeroDR」は，コンパクトでCRに比べて低いX線照射量で高画質の診断画像を提供することができ，多くの医療現場で使用されている。今回の合意により，アナログX線装置を導入している医療施設においては，新たに機器を購入することなく，既存の撮影台をそのまま活用したデジタル撮影が可能になる。 さらに，10×12インチ，14×17インチ，17×17インチの3つのカセットサイズが選べることで，撮影用途も広がる。
今回の合意により，コニカミノルタのX線撮影装置における強みとGEヘルスケアの幅広いグローバル販売網およびX線撮影室における専門知識が統合ことになる。
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