フィリップス・レスピロニクス,成人用人工呼吸器の新機種を発売

フィリップス・レスピロニクスは,6月19日より,成人用人工呼吸器であるAutoSV装置の最新機種「BiPAP autoSV Advanced System One」の販売を開始することを発表した。

2006年にフィリップスが発売した国内初となるAutoSV装置「HeartPAP(ハート パップ)」は,販売を開始して以降,慢性心不全に併発する睡眠時無呼吸に対する陽圧呼吸療法の医療現場で広く使用されてきた。今回発売する「BiPAP autoSV Advanced System One」は,同社として4世代目のAutoSV装置となる。

1

「BiPAP autoSV Advanced System One」は,吸気時と呼気時に別々の圧力を提供し患者の無呼吸の状態にあわせて最適な圧力を自動的に制御することができ,日々・時間ごとに変わる重症度と無呼吸のタイプへ適切な対応を可能とする。また本体重量が1.36㎏と同社製AutoSV装置の中で最軽量で,初代の「HeartPAP」と比べても大きさで約70%,重量で約50%コンパクトになった。

希望販売価格は175万円(税抜),レンタル料金は月額7万3000円(税抜,マスク付き)で,全国の医療機関に対して販売・レンタルを行なう。

詳しくはこちら。