NICT、スマートメーター用通信標準規格を搭載した小型・省電力“無線機”の開発に成功

情報通信研究機構(NICT)は、スマートハウスにおいて設置されるスマートメーターや各種家電機器と宅内エネルギー管理システム(HEMS)を接続するための通信規格である、HEMSアプリケーション用国際標準通信規格「ECHONET Lite」 及び 国際無線標準通信規格「Wi-SUN」の両規格を搭載した“無線機”の開発に世界で初めて成功した。

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この無線機は、ECHONET Lite 規格を制定するエコーネットコンソーシアムが規定した規格適合性認証審査に合格し、Wi-SUNに対応したECHONET Lite機器として初めて認証登録された。

今回の開発の成功により、NICTが主導的に規格化を行ってきたWi-SUN 規格が、ECHONET Lite向けホームネットワーク通信インタフェースとして商用に十分耐えうることが証明されたとともに、両規格を基にしたスマートメーターの開発がますます加速していくものと期待される。

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