大阪大学産業科学研究所招へい教授の宮田幹二氏、同大学院工学研究科准教授の藤内謙光氏・助教の久木一朗氏・博士後期課程3年の佐々木俊之氏、愛媛大学理学研究科教授の佐藤久子氏、産業技術総合研究所上級主任研究員の都築誠二氏らの研究グループは共同で、キラルなアミンとアキラルなカルボン酸から成る数多くの有機塩結晶の単結晶X線構造解析を通して、結晶中の水素結合2回らせんの右巻きと左巻きの選択機構を解明し、その制御に成功した。
このようならせんの左右の制御は医薬品の開発だけでなく、円偏光を利用した3Dディスプレイなどの光学デバイスへの応用が期待される。
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