三菱電機は,電気自動車(EV)やハイブリッド車(HEV)用モーターのインバーター駆動に用いる自動車用パワー半導体モジュールの新製品「Jシリーズ IPM TYPE+B」2種のサンプル提供を8月5日に開始する。IPMとは,パワーチップと駆動・保護回路を1つのパッケージに収めたモジュール。
自動車用IPMとして,新たに600V/800A,1200V/500Aの大容量タイプをラインアップ。「JシリーズIPM TYPE-B」と同一搭載面積で大容量化を実現しており,インバーターの小型化に貢献する。
また,低損失CSTBTTM 6素子に,従来の駆動回路・保護回路・絶縁回路に加えて新たに電源回路を内蔵したオールインワンパッケージにより,インバーターのスリム化・高機能化に貢献すると共に,チップ中心温度を高精度に検出する温度モニター機能の標準搭載により,システムの高機能化・安全設計に寄与する。
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