三菱電機は,プリント基板穴あけ用レーザ加工機の新モデル「GTW4シリーズ」をこの4月22日に発売する。
今回新たなガルバノスキャナと高出力CO2レーザ発振器を開発し,これらを搭載することで生産性を高めた。ガルバススキャナの位置決め速度は従来機「GTWⅢ」と比べて,約20%高速化し,レーザ発振器は200Wから360Wに出力を高めた。これにより,マザーボード基板における加工時間を約20%短縮した。
また,加工可能範囲を従来機の780×625mmから815×662mmに拡大させた。発売するのは「ML605GTW4-5350U」と「ML706GTW4-5350U」の2タイプで,価格はそれぞれ1億1,400万円,1億1,700万円となっており,当初は計50台/月を生産する。
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