三菱電機は,サーボモーターなどの産業機器用小容量モーターをインバーター駆動するパワー半導体モジュールの新製品として,BSDを内蔵した保護機能付き制御素子内蔵インテリジェントパワー半導体モジュール「産業用小型DIPIPM™」シリーズ(定格電流5A~50A,耐圧600V)を4月25日から順次発売する。
キャリア蓄積効果を利用した同社独自の「CSTBT™」構造を採用した第6世代IGBT搭載により,従来製品より損失を約10%低減したほか,周辺部品の内蔵とアナログ温度出力機能の追加によって,外付け部品(BSD・制限抵抗・サーミスター)の削減が可能となっている。また,外形サイズなど,同社従来製品との互換性を確保した。
さらに,一部の小型DIPIPMでは定格電流50Aを実現。放熱性の高い絶縁シート構造の採用により,従来製品と比べて外形サイズ(面積:31.0×52.5mm)で約66%縮小している。
詳しくはこちら。