東芝は,プラス/マイナス両方向のLED電流により動作可能な高速PLC(プログラマブルコントローラ)用フォトカプラを製品化した。
今回製品化したバッファーロジックタイプの「TLP2395」とインバータロジックタイプの「TLP2398」は,LEDを逆 並列に2つ組み合わせることで,シンク/ソースロジックのどちらにも対応,ブリッジ回路の削減が可能となる。
動作電源電圧範囲はVCC=3~20V,動作周囲温度は Topr≤125°C と高温度動作を実現した。通信速度は5Mb/sに対応しており、広い動作電 源電圧範囲と温度範囲で伝搬遅延時間を250ns(最大),伝搬遅延時間バラツキを80ns(最大),伝搬遅延スキューを130nsで保証しており,産業用途をはじめとする通信インタフェース(RS232, RS422, RS485など)に対応している。また,2.3mAの低入力電流駆動,3mAの低供給電流を実現し,機器の省エネ化にも貢献する。
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