凸版印刷は,2種類の模造防止技術を組み合わせた高セキュリティパッケージを開発した。輸出製品のブランド保護用途として,2013年4月上旬から本格的な販売を開始する。
独自技術を活用した光学的な設計により,拡散する光の方向,広がり方をコントロールし,見る角度によって白黒が反転する「S-White」と,透過する光の振動面を変化させることにより,専用フィルタを重ねることで高精細な文字や画像を出現させることができ,さらに専用フィルタを回転させると,文字や画像が白黒反転する「リバースグラム」を組み合わせた。
セキュアデバイスを包装材の台紙部分に直接転写し,包装材と一体化させることで,貼り替えや再利用などが不可能な形状を実現した。採用第一号として,歯科用ダイヤモンド用ドリルのパッケージに採用された。
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