基礎生物学研究所 環境光生物学研究部門助教の得津隆太郎氏と教授の皆川純氏はフランス原子力庁グルノーブル研究所などの研究グループと、光合成緑藻が強すぎる光によるストレス下で生き残るために、2つの異なる光適応反応を巧みに組み合わせて対応していることを見いだした。
本研究は、植物の強光適応の仕組みの実態を初めて明らかにしたものであり、これをもとに強光ストレスに弱い光合成生物の抵抗性を強化(最適化)し、砂漠などの過酷な場所でも育成可能な農作物やバイオ燃料藻類の創成への足がかりになることが期待される。
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