日立製作所と日立国際電気は，高い伝送品質が要求される映像監視システムに無線LANの標準規格を適用し，高品質な映像伝送を可能とする無線伝送技術の開発に成功した。

開発した無線映像監視システムは，映像監視システムに無線LANの標準規格IEEE802.11eに規定されている通信方式を適用することで他の無線LAN対応機器からの電波干渉の抑制が可能。

また，通信エラー時の画像劣化を最小限にする通信プロトコルにより，高品質な画像伝送を実現した。日立らは，今回の開発技術を適用した無線機を試作し，複数台の監視カメラを用いた検証実験を行ない，コマ落ちの頻度を従来と比較して1/100以下に低減できることを確認した。

詳しくはこちら。