製品(自動車開発/製造/その他)
■ 島津製作所,自動車向け酸素・二酸化炭素モニタを発売
エンジン開発向けに,エンジン吸気側の酸素濃度もしくは二酸化炭素濃度を光学技術によって高速にモニタリングする高速応答ガスモニタ。
■サイバネットシステム,自動車照明解析・設計ソフトウェア「Lucid Shape」の国内販売を開始
自動車用の前方・後方・信号照明,リフレクターの設計・解析をするLucidShape™と,夜間運転時の照明シーンをリアルタイムでシミュレーションするLucidDrive™ (ルーシドドライブ)で構成されている。
■東芝とトプコン,道路のひび検出システムを開発
トプコンの持つMMS(Mobile Mapping System:モバイルマッピングシステム,自動車にデジタルカメラと3次元レーザスキャナを搭載し,道路およびその周辺の連続映像と3次元座標データを計測する車両搭載型レーザ計測装置)と東芝の画像認識技術を組み合わせ,アスファルト舗装面のひび割れ検出を自動で行なう
■スペクトラ・フィジックス,ガラス切断向けフェムト秒レーザを発売
特許出願中のClear Shapeレーザプロセス工法を用い,化学強化ガラス,非強化ガラス,サファイアなどの材料を優れた切断品質で,曲線形状を含む高速切断を実現する。
■コヒレント,微細加工向けフェムト秒レーザの低価格モデルを発売
高いビームクオリティ(M²<1.4),パルスオンデマンド機能に加え,高エネルギーのフェムト秒極短パルスにより,加工スピードを犠牲にすることなく,ほとんど熱影響のない,ミクロン単位の精密な加工を実現。アプリケーションとして,燃料噴射用インジェクションノズルの穴あけなど。
■微細加工市場向け高出力ピコ秒レーザ事業を強化へ─スペクトロニクス が発表出力2 W の深紫外ピコ秒レーザ
2Wを出力する波長266nmの深紫外ピコ秒レーザを開発した。532nmのピコ秒レーザに,266nm波長変換ユニットを組み合わせたもので,これまで課題とされていた波長変換結晶の長寿命化を実現。
■パナソニックSUNX,ガルバノスキャニング式レーザ溶着機を発売
独自のファイバレーザ発振器を搭載し,さらにレーザヘッドは内蔵のガルバノミラーでレーザ光を走査するガルバノスキャニング方式を採用。
■パナソニック溶接システム,高出力ダイレクトダイオードレーザを用いた溶接ロボットシステムを発売
パナソニック溶接システムの保有するロボット技術・溶接技術と,TERADIODE社のWBC(Wavelength Beam Combining:波長合成)技術を用いた高出力ダイレクトダイオードレーザを搭載した,世界初のリモートレーザ溶接ロボットシステム。
■イムラアメリカ,フェムト秒レーザによるドアミラー加工を提案
フェムト秒レーザを手掛けるイムラアメリカは,フェムト秒レーザの自動車応用として,レーザ加工によるミラー警告灯の製作を提案している。
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