アイ・アール・システムと近畿大学理工学部電気電子工学科准教授の前田佳伸氏の共同研究チームは,電子式のキャビティリングダウン(CRDS)方式を活用することで,ガスを高感度に測定できる分光分析システムを開発したと発表した。
このシステムでは電子式CRDSを採用したことで,光学式に比べて2枚の反射ミラーを用いた共振キャビティを不要にした。基本的にはLDやLEDといった光源と光検出器があればシステムを構成できるとし,光源の波長も赤外線から紫外線まで任意に選択でき,波長によっては高反射なミラーが得られない場合や検出ガスなどによってミラーの反射率が劣化するような場合の実験系でもCRDSシステムを構築できるとしている。 |
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光の現場で働く「人」に焦点を当てたインタビュー