ダイヤモンドは,極めて高い熱伝導率,移動度,絶縁破壊電界を有した次々世代パワー半導体やダイヤモンド中の窒素-空孔中心を用いた超高感度量子センサ等の量子技術応用への展開が期待されています.また,高濃度ホウ素ドープダイヤモンド電極は広い電位窓や長時間の電界還元に耐えうる高い安定性を有しているため,CO2を還元し有用な化合物へ変換するカーボンリサイクル技術への応用が注目されています.一方,高価なバルクダイヤモンドに対して,安価な直径数nmのダイヤモンドの製造が爆轟法により確立し,近年はカラーセンターナノダイヤモンドの合成や表面修飾ナノダイヤモンドを用いた生物・医療応用に関する研究開発も進められています.本セミナーでは,ダイヤモンドの研究開発で世界をリードする講師の方々に最新の成果をご紹介いただきます.
- 定員:
- 90名(現地参加申込者が90名になり次第締め切りますので、以降はオンライン参加にてお申込みください.)
- URL:
- https://annex.jsap.or.jp/tfspd/セミナー:ダイヤモンド研究の最前線/
お問合せ先:応用物理学会事務局分科会担当 岡本 晋一
TEL: 03-3828-7723
E-mail:divisions@jsap.or.jp