このシンポジウムは, 1982年に京都大学の佐々木昭夫教授を代表者とする 文部省科学研究費補助金特定領域研究「混晶エレクトロニクス」の研究会として 発足しましたが,特定領域研究終了後の1990年からは,一般に開かれた 主に混晶半導体を対象とする「混晶エレクトロニクスシンポジウム(ASPECS)」として, さらに1995年からは,対象分野をさらに広げ「電子材料シンポジウム(EMS)」として, 討論を中心とするユニークな研究会として多くの方々から支持をいただいてまいりました.
本シンポジウムは,(1)半導体をはじめとしたさまざまな電子材料の物理と化学,(2)そのエレクトロニクスへの応用,について多様な研究成果を持ち寄り,日本語で自由に討論して,電子材料の最先端技術の新たな発展に寄与することを目的としています.
この目的を実現するために論文としては,
・高いオリジナリティ
・内容の殆どは既発表であるが,本シンポジウムで討論する価値がある
・通常の論文のような完成度はないが,本シンポジウムで討論する価値がある
のいずれかを満足するものを対象とします.
本シンポジウムは,ポスター講演をベースとした一般講演を核として,招待講演,スペシャルセッション,ランプセッションを組み合わせた構成となっており,参加者相互の討論を時間を気にせず行っていただくために,全員の泊まり込みを原則としています.また深夜に及ぶ討論が可能な別室も準備する予定です.
このように,本シンポジウムは,半導体を中心とした電子材料全般について日本語で徹底的に議論する格好の場ですので,是非皆様のご投稿をお願い致します.
- URL:
- https://ems.jpn.org/