第33回マイクロエレクトロニクスシンポジウム(MES2023)

第33回マイクロエレクトロニクスシンポジウム(MES2023)

日時:
会場:
ハイブリッド開催 現地会場:大同大学(名古屋市南区滝春町)
主催:
(一社)エレクトロニクス実装学会

                      MES2023の開催にあたって
                           一般社団法人エレクトロニクス実装学会
                                 MES2023組織委員長
                              大同大学 工学部電気電子工学科
                                          山田 靖

 MES2023(マイクロエレクトロニクスシンポジウム)は9月6日(水)~8日(金)の3日間、名古屋市南区の大同大学滝春キャンパスにて開催されます。昨年のMES2022と同様に、対面とリモートのハイブリッド開催となります。
 最近、本学会に関連の深いキーワードとしては「リモート」と「半導体不足」でしょうか?従来、学会といえば開催地へ足を運び、発表や聴講・懇談などが当然のことでした。コロナ禍により、MES2020とMES2021はフルリモートでの開催となりました。そんなことはできるのかと思われましたが、関係者の尽力により、今では日常のことになりました。発表者、座長、評価者、聴講者、事務局がケーブル 1 本で結ばれ、その場に居合わせたように発表が行われることは、数年前には想像できなかったことです。その後、MES2022は大阪公立大学で、対面とリモートの初のハイブリッド開催でした。会場での参加人数は少なかったものの、リモートでの多くの参加者がありました。MES2023は会場を名古屋に移し、昨年と同様にハイブリッドで開催します。
 半導体不足も深刻な状況です。日本が電子工業立国と言われたのはいつだったのでしょうか?名古屋近郊には自動車産業が多いのですが、その販売店からは売るものがないとの声が聞かれます。政府も動いていますが、何よりも産業の活性化が重要です。当学会も新技術や出版などで関連しているものが多く、大変重要な立場にあると思われます。半導体産業の活性化のために、発表、研究、教育などにご尽力頂きたく存じます。
 MES2023は、今回も通常の発表セッションやものづくりに加えて、特別講演、企画セッション、スマートプロセス学会との協同セッションなどが計画されています。ご発表を予定されている皆さん、論文委員や実行委員の皆さん、事務局の方、いつもはそれぞれの組織で活動されていると思いますが、MES2023の開催にどうかお力添えをお願いいたします。名古屋へお越し下さった方々は、いつもは話ができない方と交流され、これまでにはなかった視点や考え方を得て下さい。そして、参加して良かったと思えるようなMES2023にしましょう。

お問合せ先: (一社)エレクトロニクス実装学会
TEL: 03-5310-2010
E-mail:mes2023@jiep.or.jp