本研究会は,バイオミメティクス(生物模倣)に基づいた微細構造設計技術を核とし,レーザ加工を主体に様々な材料の表面機能の高度化を実現する微細加工システムの研究開発,およびその実用化を目指している。生物が持っている優れた特性を人工的・工業的に実現する事で,超撥水性,防汚,低騒音などといった新たな物理特性を物質表面に付与することができる。今回の加工技術のテーマを含めて5回ほどの研究会で,実用化へのアプローチを紹介し,情報交換の場として開催している。
【講演】
▼超短パルスレーザ加工による金型離型性の改善(仮題) 閻紀旺(慶應大)
▼ナノ構造と微細成形技術を使った光学デバイスの加工技術 栗原一真(産総研)
▼超短パルスレーザによるマイクロテクスチャ加工 照井正人(リプス・ワークス)
▼インフォマティクスに基づく加工デザインと流体制御への応用 宮内昭浩(東京医科歯科大)
▼撥水性めっきの紹介 田光伸也(浜松工業技術支援センター),仲山昌宏(仲山貴金属鍍金)
▼レーザ加工技術を主体としたバイオミメティクス動向 家久信明(信州大学)
- 参加費:
- 無料
お問合せ先:菱電商事マシンツールシステム部
E-mail:biomimetics@mgw.ryoden.co.jp