「大型実験施設とスーパーコンピュータとの連携利用シンポジウム」は、大型実験施設であるSPring-8、J-PARC MLFと「富岳/京」をはじめとするスーパーコンピュータとの連携利用による新たな研究成果の創出を目指し、2014年から実験計測の研究者と計算科学の研究者が一堂に会するシンポジウムとして開催してきました。第9回を迎える本シンポジウムでは、SPring-8及びJ-PARC MLFで進んでいる自動測定、リモートコントロールの高度化に加え、「京」の後継機である「富岳」が本格利用の段階を迎えたことを受け、SDGsへの貢献を目指し、近年注目を集めているマテリアルデータサイエンスにフォーカスして開催いたします。
先端研究施設では、実験と計算の両面から日々多くのデータが生み出されています。それぞれ価値のあるデータの集合体であるビッグデータは、さらに高い価値を持つことが期待されています。先端研究施設で進みつつある自動測定に機械学習と数値シミュレーションを組み合わせることで、物質研究・開発のさらなる高効率化が可能になります。本シンポジウムではこれらマテリアルデータサイエンスの先端的な研究成果の現状を相互に共有し、ポスターセッションを通して意見や情報を交換しながら、今後のさらなる研究の進展と連携利用の拡大を目指します。
- 参加費:
- 無料
- 定員:
- 100名程度(2023年8月30日17時締切)(または定員になり次第締切)
- URL:
- http://www.spring8.or.jp/ja/science/meetings/2023/230904/
お問合せ先:高度情報科学技術研究機構 シンポジウム担当
E-mail: hpci-sympo@hpci-office.jp