コンタクトレンズディスプレイは、次世代のAR技術における視覚インターフェイスデバイスとして期待されています。しかし、その実現には超小型・超薄型な電子デバイスや光学系の研究開発が必要となり、実現の難易度が非常に高い技術です。本年度、NICT(国立研究開発法人情報通信研究機構)の受託研究(革新的情報通信技術(Beyond 5G(6G))基金事業)としてコンタクトレンズディスプレイを実現するプロジェクトが始まりました。これは、ホログラフィーを原理とする我が国独自の表示原理を用いたもので、実現のための基盤技術の研究開発を行います。本シンポジウムでは、このプロジェクトの内容について紹介します。
プログラム:
13:00 オープニングリマークス 山本健詞(徳島大学)
13:05 プロジェクトへの期待 浦壁昌広(シード代表取締役社長)
13:10 プロジェクト全体説明 高木康博(東京農工大学)
13:35 像形成技術 高木康博(東京農工大学)
14:00 超小型・超薄型空間光変調器 安藤智宏(シチズンファインデバイス)
14:25 休憩
14:35 電子デバイス技術 三宅丈雄(早稲田大学)
15:00 コンタクトレンズ内蔵技術 木下 卓(シード)
15:25 視機能への影響 水科晴樹(徳島大学)
15:50 クロージングリマークス 三宅丈雄(早稲田大学)
- 備考:
- 参加受付:映像情報メディア学会の専用ホームページから https://www.ite.or.jp/