日本レーザー,6波長出力小型レーザビームコンバイナを発売

日本レーザーは,独国Omicron社から新たに発売された6波長出力小型レーザビームコンバイナ「LightHUB-6」の取扱いを開始した(プレスリリース)。概算価格(税抜)は700万円~。

「LightHUBシリーズ」は,小型で堅牢な筺体に最高6個の波長の異なるレーザモジュールを格納し,偏波保持ファイバでビーム出力する。モジュールはDPSSまたはダイオードレーザで,375~830 nm範囲で25種類以上の波長がラインナップされている。

光出力パワーは 最大 300mW。レーザモジュールの交換・調整並びに新規レーザモジュールの追加など,メーカ返却することなく現場でアップグレードでき,機動性に富んている。またユーザ指定の仕様によるOEMバージョンも提供する。

コンフォーカル顕微鏡やサイトメトリなどバイオテクノロジー分野をはじめ,多種多様なニーズに対応できる。今回新たに追加された「LightHUB-6モデル」は,最大搭載レーザモジュール数をこれまでの4個から6個に増設した製品。

主な特長と仕様は,
・375~830 nm 25波長以上
・ 光出力パワー 最高 300mW
・ 伝導冷却
・ ビーム径 0.7mm (1/e2)
・ 寸法 427 x 220 x 64 mm
・ シングルモード偏波保持またはマルチモードファイバ出力
・ 出力部: FC/APC, FC/PC, FCP8 or SMA コリメート出力径指定可能
・ AOMモジュレータオプションによる高速DPSSレーザー変調
・ WindowTM ベース・レーザーコントロールソフトウェア付属
・ コントロールインタフェース USB 2.0 / RS-232